矢島舞美
僕は自分の言葉でアイドルの意味を説明し定義できることは難しくてできないと思ってる。
だから、この記事の矢島舞美というアイドルについて書くことはつまり自分の内面の独白になる。読みたくない人はこの時点でブラウザを遷移してください。
僕はずっと学校で先生から鼻摘まみにされるような人間だった。それを跳ね返す学力や運動能力もなく当然のようにニートになった。そんな状態では働けるとは思えなかったし、精神的な苦しみを抱えながら大学へ入学した。
当然、企業もお人好しではないので「生きること」しか頑張れなかったやつは落とされる。
うなだれる毎日の中で矢島舞美をネットで見かけた。それが2014年。
高身長で脂肪のない腹筋、スラリとした手足、輝く二重はまさに美人の瞳。なによりも°C-uteのメンバーに対する心からの優しい言葉から、嫉妬という感情はこの人にはないことが鈍感な自分でもはっきり理解できた。
「ああなれたらいいのに」
底辺から見上げる彼女は自分にとってひとつの光だったと思う。その気持ちは誰にも明かさずずっと秘めてた。
2022年現在、秘めてた気持ちは変化した。まずは親しい友人に話せるようになったこと。
そして、僕自身が就活で思い知った「世間の求める理想の人物像」を矢島舞美に勝手に押し付けていたことに気づいたこと。
世間の理想に当てはめられることが辛いなら、自問自答して得た「目標」に向かって進めばいい。
自分のことを穿った目で見ないように生きれば、きっと矢島舞美の前でも卑屈にならずにリラックスできるさ。